『介護職員初任者研修』と『ホームヘルパー2級』の違いについて


「介護の仕事に就きたい!」

それならヘルパーの資格が必要、と思われる方、多いんじゃないでしょうか?

そうなんです! 介護の仕事に就くにはヘルパーの資格が必要なんです! しかし「ヘルパーの資格」と一口に言っても、検索してみると「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士国家資格」などなど色々な資格があり、どの資格を取得すれば良いのかわからない、と思っていませんか?

そんな方は是非「介護職員初任者研修」の資格取得を検討してみて下さい。 「介護職員初任者研修」と言われてもなじみのない資格だと思いますが、この資格は以前の「ホームヘルパー2級」(2013年3月末で廃止)と同等の資格になります。

●では、なぜ同等の資格なのに名前が変わったのか・・・

近年、高齢化が進んでいく中で、介護職の質の向上が必要不可欠になってきます。 その中で、より専門性を持った介護職員が必要になるので、全ての実技演習に合格ラインを定め、また修了評価(試験)を行うことにより質の高い介護職員の育成ができるよう改正されました。

●では、具体的に何が違うのか?

【カリキュラム時間数】 時間数としては下記の表の通りとなります。

ホームヘルパー2級 介護職員初任者研修
研修時間 130時間 130時間
研修内容:実技研修 42時間 + 現場実習30時間 90時間
研修内容:講義研修 58時間 40時間

【内容の違い】

○ホームヘルパー2級

  • 主に在宅サービス向けの内容
  • 現場実習は必須科目
  • 130時間 全てのカリキュラム修了で資格取得となる。

○介護職員初任者研修

  • 在宅サービス、施設サービスどちらにも対応できる内容
  • 現場実習は任意科目(実習施設により、見学のみになったりと内容に偏りがある為、必須ではなくなった。)
  • 130時間のカリキュラム修了後、修了試験を行い、合格したら資格取得となる。 ※広いニーズへの対応ができるよう、「認知症」「障がい」についての内容のボリュームが増えた。

【実技研修指導方法の違い】

ホームヘルパー2級

  • テキストに沿った介護方法を伝えて、現場で即戦力になるような指導方法

介護職員初任者研修

  • 実際の現場に入れば、利用者様はそれぞれの個性を持っていたり、また利用者様と介助者の体格差等で、なかなかマニュアル通りにはいかない事から、介護方法の答えは伝えず理論を伝え、受講生に考えてもらう事で、より現場での柔軟性が持てるような指導方法となり、答えが一つではなく無限になった。  

というわけで、「ホームヘルパー2級」「介護職員初任者研修」どちらも介護に必須な知識や技術を習得する為のカリキュラムや実技があり、更に資格が改正された事で、より実践向けの資格となりました。 介護の仕事をご検討の方や家族の介護で役立てたい、という方は是非、資格取得を検討してみて下さい。